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【応用情報技術者】ホットスタンバイシステムとは何か

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●ホットスタンバイシステムとは
システムの障害対策の1つで、本番機に対して予備機を常に起動した状態で待機させておくシステム構成。

出題された回(平成29年度春期以降)
令和4年度春期

ホットスタンバイシステムの説明

ホットスタンバイシステムとは、システムの障害対策の1つで、本番機に対して予備機を常に起動した状態で待機させておき、本番機が故障した時は、予備機に切り替えて処理を続行するシステム構成です。

普段は本番機が処理をします。予備機は本番機がいつ故障しても対応できるように電源を入れた状態で待機します。

本番機が故障したら、予備機にすぐに切り替えて処理を続行します。

ホットスタンバイシステムでは、本番機が故障した時にすぐに予備機に切り替えられるように、本番機自身が正常に稼働していることを予備機に知らせ続けます。
予備機はこの知らせが途絶えた時に、本番機が故障したと判断して処理を引き継ぎます。

過去問

応用情報技術者 午前試験
令和4年度春期問13

ホットスタンバイシステムにおいて、現用系に障害が発生して待機系に切り替わる契機として、最も適切な例はどれか。

ア 現用系から待機系ヘ定期的に送信され、現用系が動作中であることを示すメッセージが途切れたとき

イ 現用系の障害をオペレータが認識し、コンソール操作を行ったとき

ウ 待機系が現用系にたまった処理の残量を定期的に監視していて、残量が一定量を上回ったとき

エ 待機系から現用系に定期的にロードされ実行される診断プログラムが、現用系の障害を検出したとき

正解と解説

正解は”ア”
現用系から待機系に動作中であることを示すメッセージが途切れた時に、待機系に切り替わるのがホットスタンバイシステムです。よって、”ア”が正解です。